銀座線渋谷駅周辺

銀座線渋谷駅

銀座線は日本初の地下鉄として1927年(昭和2年)浅草~上野間で開業した。渋谷駅の開業は約10年後の昭和13年のことで、翌14年に浅草~渋谷間相互直通運転が開始された。渋谷は浅草~渋谷間19駅中唯一の地上駅で、しかも地上3階である。これ迄は東急百貨店東横店東館3階にホームがあったが2回のリニューアルを経て2020年、明治通りを跨ぐ形で新ホームが造られた。又、明治通り沿いのヒカリエ側に銀座線渋谷駅も新たに建造された。

 

2020年にリニューアルされた銀座線渋谷駅ホームでは白いM字形の斬新な屋根の形状と電車のオレンジの色調との鮮やかなコントラストを見ることが出来る。

リニューアル前は乗降口が別々であったが、今回は一体化され、渋谷駅に到着した電車はそのまま浅草に向けて発車する。ホーム全長は約100m、ホームの幅も6mから12mと2倍に拡張された。
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駅ホームはスクランブルスクェア(前東急東横百貨店東口)の3階に直結している。このホームの誕生により、以前のように東横デパートへ到着する、又は東横デパートから発する銀座線車両を外側から直接見ることは不可能になった。

地下鉄が3階に到着するのであるから、JR渋谷駅周辺が如何に渋谷の谷底に立地しているかを窺い知ることが出来る。

 

スクランブルスクェア3階入口
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明治通り沿いヒカリエ側に出来銀座線渋谷駅f:id:gaganbox:20230730232036j:imagef:id:gaganbox:20230930231638j:image


ヒカリエとスクランブルスクェアを繋ぐ架橋
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明治通りを跨ぐ形で造られた銀座線渋谷駅ホーム
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下が銀座線ホーム、左がヒカリエ、右がスクランブルスクエア東棟
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駅ホームから見る宮益坂下方面
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迷路のような渋谷駅中心部
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スクランブルスクエア14階にある神楽坂茶寮(本店は神楽坂)でランチ
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国産牛のトマトすき焼き御前 吸い物、薬味、卵小鉢付 税込¥2200
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茶寮窓際席からの眺め
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同階にあるNHK+×(プラスクロス)SHIBUYA 放映中の番組の一部を紹介展示している。
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渋谷SKY-STAGE屋上展望空間 地上229m 見下ろせば毎日30万人が行き交うスクランブル交差点が、周りを見渡せば東京全体が一望できる。

日時指定券が必要 WEB¥2200窓口¥2500 現在は外国人ツアー客が多い
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13階にある展望休憩室からの眺めf:id:gaganbox:20230930222139j:image

開発中の駅付近
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左がスクランブル交差点、右が宮益坂交差点f:id:gaganbox:20230930222257j:image

渋谷スクランブルスクエアは東急、JR東日本東京メトロの3社による共同開発による大規模複合商業施設でSHIBUYA-SKYがある地上47階、地下7階、高さ230mの東棟は2019年に完成した。現在建設中の中央棟、西棟を含めて全施設の完成は2027年と予定されている。

 

見渡す限り田園地帯の中に平屋建ての駅舎、日本鉄道渋谷駅が山手線3番目(同時期新宿駅も誕生)の駅として誕生したのは1885年(明治18)ことであった。関東大震災、東急対西武の鍔迫り合いを経ながら、次第に田園風景は消失し、ビル群が林立する大都会へと姿を変えた。

渋谷の変貌は留まることを知らず、東急文化会館、東横デパート、東急百貨店も解体され、新たにヒカリエ、MIYASHITA PARK、渋谷ストリーム(この施設沿いに地域の宝物渋谷川は暗渠化を免れ再生された)、渋谷フクラス、スクランブルスクエア東棟等々が建設された。

今尚建設ラッシュは続いているが、建築物の完成と同時に劣化も又始まっているのである。

谷底を中心とした摺鉢状の街の50年、100年先は如何なる様態となるのか。

情報発信の超未来都市足り得るか将又(はたまた)錆びれた廃墟の街と没落するか。

 

スクランブルスクエアFood show EDGE

での買い物

キューブパイン¥500、キューブキウイ¥550
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銀座立田野アンバターサンド¥299
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メルズキャラメル

(エキゾチックサンド¥385、常温サンド¥400、ベリーサンド¥385)
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銀座甘楽の豆大福¥206
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#神楽坂茶寮 #東急FoodshowEDGE