カツカレー発祥の店として名高く、現在ガス灯通りにある銀座スイスはグリル・スイスとして1947年(昭和22)銀座7丁目に誕生した。麹町宝亭、首相官邸、国会記者倶楽部で総料理長を務め、日本の西洋料理の礎を築いた
一人である創業者が一般市民にもその料理の味に親しんで貰いたいという目的で開店した。
つい先頃迄は煉瓦亭の3件隣にあったが今年2022・2月からは煉瓦亭の反対側、マロニエ通りに近い場所に移った。
行列は出来ていなかったが店内は混んでいた。近隣の会社員が利用することが多いせいか入れ替わりは30分程度と早く、席が空いても直ぐに別の客が入ってくる。
店内入口(レストランは2F)
店内の様子
メニュー
最初に出てくるスープ
昭和23年から続く名物
「千葉さんのカツカレー」
千葉さんとは読売ジャイアンツの嘗てのスター選手千葉茂さんで、その千葉さんが「カレーにカツをのせてくれ」と言ったことがカツカレーの始まりだと云う。創業者の娘さんであろうか?店の方が子供の頃に四ツ谷にあった千葉さんの自宅に遊びに行った想い出を話していた。
カレーの種類は多いが(CoCo壱程ではない)
カレーの味自体は変わらないとのことだった。千葉さんカレーに使われるロースカツの味は絶品(千葉さんのものには特別のカツが使われている)。以前は¥1200位だったが値上がりし¥1980となっていた。全体的には遜色ない味だがカレーだけ食べると少ししょっぱい気がした。食感はその時々で変わることがあるので何とも言えないが、その旨は店員に伝えた。長年続けている味であり、顧客も多いことだから、たかが通りすがりの旅人風情の戯言に拘ずりあってはいられないだろうが…
さぁーてと銀座の風に吹かれてくるか。
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