日本橋さくら通りのイルミネーション

2023年12/8 金曜日 晴れ

 

日本橋の吉野鮨でランチをした。f:id:gaganbox:20231213205809j:imagef:id:gaganbox:20231213205906j:imagef:id:gaganbox:20231213210012j:image

吉野鮨の創業は1879年(明治12)と旧い。築地から現在豊洲市場に移転した魚河岸はこの頃日本橋にあった。

140年の歴史を持つ由緒あるこの店は現代五代目が後を引き継いでいる。場所は銀座線日本橋駅から徒歩直ぐ、日本橋高島屋本館の近くにある。店外の待ち客は無かったが店内は満席だった。
トロ握り発祥の店として名が知られている。店のウェブサイトによれば、それまで鮪の腹身の部位は傷みやすく、名前も縞模様がついていたので「ダンダラ」などと呼ばれ旨いイメージが無かったことから破棄処分されることが多かった。そこで何か美味しそうな名はないものかと客と話していたなかで、口の中でとろけるようだから「トロ」と云う名前にしようとなったそうだ。

由緒ある鮨店だが税込み8貫2530円、10貫3080円、12貫3630円と価格はかなりリーズナブルである。中トロは8貫から1個入っている。少し高いがトロのセットもあった。

しゃりは赤酢と塩のみで作る。写真はにぎり10貫もの。穴子、玉子、中トロが美味しかった。

気取らず食べたいものを注文して欲しいとのことだった。

 

それから高島屋に寄り時間を潰した。

正面に飾られたクリスマスツリー
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高島屋1階と2階の踊り場にある喫茶「薔薇窓」
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オリジナルブレンド「天空のペルー」を使用

した珈琲とバニラアイスのセット
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日も暮れ出したので外に出てみると、

東京駅日本橋口から日本橋高島屋本店迄続くさくら通りは今年の冬も又シャンパンゴールドに耀いていた。f:id:gaganbox:20231213220105j:imagef:id:gaganbox:20231213220210j:imagef:id:gaganbox:20231213220245j:imagef:id:gaganbox:20231213220310j:imagef:id:gaganbox:20231213220347j:image

 

 

帰り際に撮ってみた東京駅八重洲口周辺

 

ヤンマーは売上1兆円を超える大企業だが

株式上場はしていない。

新社屋は2022年9月に竣工し、2023年1月に開業した。地下で東京駅、ミッドタウン八重洲、ヤエチカと繋がっている。
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東京ミッドタウン八重洲  

2023年3月グランドオープン  高さは240m

三井不動産が手掛けた大規模複合施設
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クリスマスツリー
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ミッドタウン八重洲1階ガレリアにある

「ねぶたさんた」
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東京駅八重洲口から山手線に乗り帰途に就いた。

 

 

#日本橋吉野鮨 #高島屋のクリスマスツリー

#日本橋高島屋カフェ薔薇窓

#日本橋さくら通り #東京駅八重洲

#ヤンマーディーゼル #ミッドタウン八重洲

 

神谷町の隠れ家的鮨店「おお助」で江戸前鮨ランチ

中央のビルがハリウッドビル

鮨「おお助」はこのビルの2階にある

今回は予約して入店した、9月の頃だった

 

神谷町駅で下車し、階段を上ると桜田通りに出るが、ビルは桜田通りを左折した路地にあるので通りすがりの者には分からない。虎ノ門在住の方が本当は教えたくないと言っていた隠れ家的江戸前鮨店はこのビルの2階にある。
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1階はカジュアルフレンチレストランで、ここも予約が必要。階段の突き当りにあるのはオランダ大使館通用門。
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「おお助」の看板と予約者以外お断りの文字
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2階の入口 この日他の来客は2人の日本人と1人の西欧人だった。英語でビジネスの話をしていた。2つのテーブル席、あとはカウンター席で落ち着きのある洒落た店内
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ランチ はにぎり12貫 、漬物、お吸い物

更にデザート、珈琲付きで4000円とかなりリーズナブル

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デザートと珈琲
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まずまずの味だった

 

 

「おお助」の近くに在るオランダヒルズ森タワー

外資系企業の入居が多い
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2階のガーデンテラス 

奥の建物はカフェ・ルーム

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前回来たときは無かったが、今回はこのガーデンテラスから麻布台ヒルズへの架橋が設置されていた

ガーデンテラスから見る麻布台ヒルf:id:gaganbox:20231115233043j:image

 

#神谷町 #江戸前鮨 #おお助 #隠れ家的鮨店

#オランダヒルズ森タワー 

神谷町、飯倉、麻布台周辺

日比谷線神谷町駅で下車した。

2023年8月の頃だった。

虎ノ門在住の方のブログで知った鮨「おお助」で昼食を摂ることと完成間近い麻布台ヒルズを見ることが目的だった。ところが鮨「おお助」は予約客のみとの断り書きがあって入店出来なかった。なので今回は神谷町駅入口隣にある江戸時代創業の「よつぎや」という老舗蕎麦店に入った。ランチセットがあるので周辺のオフィスで働く人達が引っ切り無しに出入りする。

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天ざる蕎麦¥1800  旨いと云える味ではなかった。皆が注文していたランチセットの方が良かったかもしれない。
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ランチ後の散歩

桜田通り
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桜田通りに面して八幡神社がある。通称西久保八幡宮或は飯倉八幡宮と呼ばれる。創建は約1200年前と云われているが、社殿は関ヶ原合戦戦勝祝いとその後の安全祈願のため1634年(寛永11)に造営された。

祭神は応神天皇神功皇后仲哀天皇の三柱で土地柄、氏子には有名企業が多い。

麻布台ヒルズの完成を前に2019年から改修工事が行われ、2021年秋に竣工した。
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新設された社殿 

中央のビルは森JPタワー、その下の大きな屋根は霊友会

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お稲荷様
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この秋開業する麻布台ヒル

開発区域面積は8.1ha、敷地面積63,900㎡で六本木ヒルズ以来の大規模プロジェクトとなる。

超高層ビルは3棟で麻布台ヒルズレジデンスA及びBそれとメインタワーの高さ約325mの森JPタワー(現時点でアベノハルカスを超え高さ日本一だが2028年には東京日本橋口に竣工される東京トーチ390mに追い越される)。

ガーデンプラザA~D、これ等に住居、ホテル、150の商業施設、学校(ブリティッシュスクールイン東京)、医療施設(慶應義塾大学予防医療センター)等が入居する。

 

計画地域は東西に細長く、高台と窪地が入り組んだ我善坊谷と云われた高低差の大きな地形で古い木造住宅や小規模ビルが密集し、老朽化が進んでいた。

街づくり協議会が設立されたのは1989年(平成元年)であり、様々な地権者の思惑を集約し、合意を得るため計画の進行は30年以上の長きにわたった。工事の着工は2019年、2023年11月この秋開業となる。敷地全体の1/3が緑地であり、街の中心には約6000㎡の広大な中央広場を備える。又低層部の屋上を含む敷地全体を緑化したことにより、俯瞰すれば緑多き街であることが一目瞭然であり、環境に配慮したアーバンシティであることが分かる。敷地内の桜麻通り、八幡通り、尾根道が整備され、外苑東通り桜田通り、麻布通り等の大通りに繋がった。又最寄り駅である神谷町駅と六本木一丁目を結ぶバリアフリーの歩行者ネットワークも整備される。

約1400戸の住居が入る麻布台ヒルズはアークヒルズに隣接し、六本木ヒルズ虎ノ門ヒルズの中間に位置している。周辺はオランダ王国ロシア連邦ナミビア共和国カザフスタン共和国モルジブ共和国等外国大使館や外資系企業も多いことから様々な人種間交流が活発化され、グローバルな企業ニーズを満たすオフィスが建ち並び、首都圏の巨大なネットワークが構築されそうだ。


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神谷町駅に直結する
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通りの反対側にある神谷町プレイス
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神谷町駅はこんな感じで麻布台ヒルズ一色になっている。
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飯倉交差点

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飯倉交差点角にある珈琲館「横濱屋」

創業は1982年(昭和57)

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店頭のクラシカルな雰囲気に惹かれて食後の珈琲でも飲もうと思い店に入った。この珈琲店に関しては何も知らなかったのでチーズケーキと粗挽きの粉でドリップする熟成珈琲を注文した。しかしながら、この店の名物はタルトタタンというフランス発祥のケーキだそうだ。私はテーブル席の一番奥が空いていたので、そこに座ったが、この席は作家池上正太郎の定席であったらしい。まあ、どうでもいいことだが…

次回はタルトタタンを味わいたいものだ。

フードメニューは伝統のハヤシライス一品で珈琲、紅茶付きのセットで味わえる。

 

チーズケーキとアイスコーヒー
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アンティーク調を思わせるカウンター席、様々な珈琲カップが並ぶ漆黒の色合いの棚は落ち着いた優雅な雰囲気を醸し出している。

 

 

#神谷町蕎麦屋 #よつぎや #八幡神社

#麻布台ヒルズ #飯倉交差点 #cafe横濱屋

 

 

 

 






 

 



 

 

銀座を歩く 交通会館とスーパーOK 

10月27日 今日も快晴 

 

写真は日比谷ミッドタウンの催事
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日比谷から銀座に行く途中にあるコンコース
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何故か昭和に放映された映画のポスターが並んで貼られている。
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交通会館B1Fのカフェロイヤルでランチ。

ここは有楽町。

店内は広く、テーブル間の距離もあり、赤い椅子の座り心地が良い。1965年交通会館がオープンした時から営業しており、はや五十数年の歳月を経ている。
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ポークカレーのランチセット¥950

これがなかなか旨い。ただポークカレーと云う割にはポークの量が少なかったのが残念だった。
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B1Fには十数店舗の飲食店があるが、銀座にしては低価格の店が集まっているので昼時はどの店にも行列が出来る。

 

交通会館の屋外庭園
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目の前を新幹線が走る
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交通会館を後にして、今何かと話題になっている格安スーパーマーケット「OK」に行ってみた。オープン日は10月17日。場所はマロニエゲート銀座2の地下1~2階。

店内は600坪あり、調剤薬局も併設している。安くて、新鮮、品揃えも豊富であり、何よりも愛用のデコデコクールSが¥238で売っていたこと及びバターが安かったこと等でこの日、早速オーケークラブ会員となった。レジは全てセルフ。会員になると現金支払いの場合は3%の値引きがある。開店間も無いからかもしれないが徒ならぬ混雑状況だった。
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銀座は行く度に何かある。

 

 

#有楽町 #cafeロイヤル #交通会館

#スーパーオーケー

 

秋晴れの銀座を歩く

2023年10月24日 快晴

交通会館内でGODIVAのパンが販売開始されてから数ヶ月過ぎた。もうそろそろ整理券は必要無くなって来た頃だと思い11時頃立ち寄ってみたが甘かった。

9時から始まる整理券配布は9時45分に配布終了していた。

 

今日はマロニエゲート銀座にある「宮下」で3000円の松阪牛を食べるつもりで来たが、今回それはランチメニューから消えていた。

マロニエゲート銀座1
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最上階12階にある江戸前肉割烹「宮下」 東京タワーと銀座の街が一望できる贅沢な空間

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黒毛和牛ステーキ御膳¥3000
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余り良い味ではなかったので、次回は下記写真の松阪牛を食べてみることにしたf:id:gaganbox:20231027180256j:image

 


左からルミネ、朝日新聞と松竹、イトシア
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東急プラザ銀座
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銀座西五丁目交差点
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銀座6丁目の紅葉
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「Cafe de Ginza miyuki-Kan」
銀座みゆき館6丁目本店 オープンカフェ

1969年大手町で創業し、10年後銀座に移転した。熊本産和栗100%を使ったペーストを贅沢に巻き上げた、こだわりの手作りモンブランケーキが有名で年間20万個を売り上げる。f:id:gaganbox:20231031231908j:imagef:id:gaganbox:20231101204707j:image
価格は税込1個972円
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同価格の千疋屋モンブランも食べてはみたが…

やはり、嘗てプランタン銀座(現マロニエゲート銀座)で購入し食べたアンジェリーナのモンブランが忘れられない。このとき、今迄は余り好きでなかったモンブランケーキの本物の美味しさを知った。現在都内のアンジェリーナ常設店は東武池袋店と日本橋三越本店の2店のみとなってしまった。

パリの本店サロンド・テ・アンジェリーナが創業したのは1903年、以来120年間変わらぬ味で多くの人達を魅了し続けている。結局はアンジェリーナのモンブランに行き着くのか。

 

 

SEIKO HOUSE GINZA(旧和光本館)
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服部時計店(現セイコーグループ)は1881年(明治14)木挽町で創業した。創業者が朝野新聞社屋を買い取り、現在の四丁目交差点角に初代時計塔を完成させたのは1894年(明治27)のことだった。

1921年(大正10)初代時計塔の解体後、大震災、GHQ接収を経て1932年(昭和7)ネオ・ルネサンス様式のビルディングが竣工され、現在に至る2代目時計塔もこのとき誕生した。以来銀座の象徴、ランドマークとなっている。時計塔の四方の文字盤はほゞ正確に東西南北を向いている。1947年(昭和22)服部時計店の小売部門業務を継承して株式会社和光が設立され、GHQ接収が終わった1952年昭和27営業を開始した。路面1階のショーウィンドウも銀座の顔として世界的に有名になった。

1954年(昭和29)6月10日の「時の記念日」からはウエストミンスター式チャイムの音を響かせている。現在時計塔のチヤイムは正時(しょうじ  分秒の端数がない)になる45秒前から鳴り始め、その余韻の後に響く第1打で正時を知らせている。

2002年(平成14)よりGPS衛星電波を使い、時刻を自動修正するシステムを備えたハイブリッド方式へと進化した。更に2008年(平成20)にはビル全体が補修整備された。

 

本年2023年(令和5)10/5~11/18迄の期間限定で、ディズニー創立100周年とコラボして91年目を迎えた時計塔が史上初の模様替えを行い、ミッキーマウスへと変身する。

ミッキーマウスの両の手が時刻を示している。17~22時迄はライトアップも行われる。

 

1階のショーウィンドウ
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ライトアップのテーマは

「Moments of Magic at the Clock Tower」

テーマカラーはパープル
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JR有楽町駅 プライベートでは最も乗降する駅
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有楽町ガード下
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四丁目交差点
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もうひと昔前の銀座の賑わいはない。30年前に3000店あったクラブの数は激減し、往時の半数にも満たないという。

クラブが入居するビルが建ち並ぶ、並木通りも閑散としている。f:id:gaganbox:20231106131229j:image
みゆき通りも此の有様
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夜の銀座がこんなに寂しいなんて…
なんてこった。




#ゴディパン #マロニエゲート銀座1

#江戸前肉割亭宮下 #黒毛和牛ステーキ御膳

#青空下の銀座の #カフェド銀座みゆき館

#モンブラン #服部時計店 #旧和光会館時計塔
#ミッキーマウス変身 #時計塔ライトアップ

#夜の銀座 #みゆき通り #並木通り

 

 

 

 







 



 

人形町を歩く 2023年10月

人形町通り〉 

からくり櫓
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〈甘酒横丁〉

洋食御三家の一つ芳味亭も見える。この通りを浜町公園の方に向かうと明治座が見えてくる。

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〈水天宮前交差点から人形町通りを撮す〉

左角が三原堂本店、右角が重盛永信堂どちらも創業100年を超える老舗で、両店とも開店と同時に客が押し寄せる。

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三原堂本店1877年(明治10)創業 

和菓子や煎餅のみならず洋菓子も販売しており、水天宮参拝客対象に「お守り最中」を売り出したのが始まりのようだ。

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左から味のしほり¥580(栗饅頭、こがね芋、東饅頭)  塩煎餅1枚¥50  どら焼1個250円。

ごく普通の塩煎餅がよく売れるようで、塩は伯方の自然塩やドイツ産ホワイトクリスタル岩塩等厳選された塩を使っている。
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重盛永信堂1917年(大正6)創業

人形焼とゼイタク煎餅の重盛
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左がゼイタク煎餅の中で1番人気のビンズ煎餅80g¥350  右がカステラ生地に餡を入れた人形焼のつぼ焼(粒あん)で3個入り¥540 f:id:gaganbox:20231019135950j:image

 


他にも人形町には名店が多い。中でも1912年(明治45)創業の小春軒、1933年(昭和8)創業の芳味亭、1946年(昭和21)創業のキラクの3店は人形町洋食御三家と呼ばれている。

その内の1件キラクは現在営業を休止しているようだ。キラクでは嘗て経営者と従業員との間に一悶着があり、辞めた従業員達がキラクの味を受け継ぐべく現在地にビーフカツレツの店「そよいち」をオープンしたのが2008年だった。オープン後は客足が絶えない人気店となった。「芳味亭」にするか「そよいち」にするか迷ったが今回は後者に入ることにした。

場所は路地裏にあるので少し分かりずらい。人形町通り交差点を甘酒横丁の反対側に進み、谷崎潤一郎生誕の地近くの道路を渡った辺りにある。周囲にはレストラン、食堂が軒を連ねている。
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今回注文したもはポークカツレツ¥1850

確かに人気店になるのが納得出来る、実に良い味だった。

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食後に珈琲でも飲もうかと「そよいち」の前にある昭和レトロ感満載の喫茶店「花梨」に立ち寄った。
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淹れたての味わい深い珈琲 

宮内庁御用達 ロイヤルブレンド¥630 
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ここから日比谷線茅場町駅迄行き、茅場町東西線に乗り換え日本橋駅で降りた。

そこからは八重地下へ寄ったり、大丸に寄ったりして東京駅迄歩いた。


八重地下
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八重地下にある有名なカレー店アルプス
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御徒町ポン多本家でカツレツを食べる

重々しい扉の店構え、店内は全く見えない。

創業明治38年 「本家ぽん多」の看板の文字も当時のまま右から左に書かれている。此処はぽん多本家がどのような店であるかを知っている人しか入って来ない、格式ある洋食店である。

 

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訪れた時間は12時少し前であった。

今回はカツレツを注文した。カツレツ単品¥3850  御飯、漬物、味噌汁は別料金で¥550 締めて¥4400  カツレツとしては今迄食べた中で最も高額だった。毎日厳選された最良の肉質のロースから、脂身を取り除き、その芯の赤身部分のみを使用した贅沢な一品で、肉の色は白に近い。

が油分を抜き取ってあるからなのか私には余り好みの味ではなかった。f:id:gaganbox:20231018172449j:image

カツレツはこの一種しかなく他は魚介類のフライが多い。価格は4000円を超える。

 

多分常連客なのだろう、後から入って来て隣に座った奥様は海老フライを注文した。海老フライは時価である。店側が海老は本日は入荷がないと伝えると、奥様は暫く考えてからビーフシチューを注文した。ビーフシチューの価格は何と¥6050だった。奥様はさっさと食べて、先に入店していた私より早く店を出た。

次に来店した40~50代のサラリーマン風の男性は高級魚の鱧(はも)を注文していた。これも価格が書いてないので時価と思われる。

1階がカウンター席、2階がテーブル席でいずれも満席に近い状況だったようだ。

食べ歩きもなかなか楽しい。