芝公園東京タワー直下,もみじ谷公園の紅葉

巣鴨から都営三田線に乗り、芝公園駅で下車した。芝公園は公園でもあり、町名でもあるのでここに存在する公園は皆、芝公園と呼べる。

日比谷通りを挟んで港区役所、芝パークホテル、慶應義塾大学芝共立キャンパスがある

1丁目とメルパルクホールがある2丁目。

反対側の御成門附近と港区立芝公園がある3丁目と芝公園駅増上寺、ザ٠プリンスパークタワーがある最も面積の広い4丁目と4つの区域からなっている。

もみじ谷はその4丁目、東京タワー直下にある小ぢんまりした公園であるが山あり、滝あり、川ありの変化に富んだ公園でその名のとおり紅葉が美しい。崖線に設えられた滝は100年以上前のものであり、数回の修復を加えはしたが昔日の深山幽谷の趣を今なお遺している。

 

芝公園駅

f:id:gaganbox:20211215204732j:plain

駅から日比谷通り越しに見る芝公園タワー

f:id:gaganbox:20211215204859j:plain

プリンス芝公園

f:id:gaganbox:20211215205003j:plain

f:id:gaganbox:20211215205105j:plain

f:id:gaganbox:20211215205934j:plain

f:id:gaganbox:20211215205508j:plain

増上寺と東京タワー

f:id:gaganbox:20211215205225j:plain

f:id:gaganbox:20211215205737j:plain

旧台徳院霊廟惣門

f:id:gaganbox:20211215205345j:plain

 

もみじ谷の紅葉

f:id:gaganbox:20211215210251j:plain

f:id:gaganbox:20211208201504j:imagef:id:gaganbox:20211208201536j:image
f:id:gaganbox:20211208201636j:image
f:id:gaganbox:20211208201708j:image
f:id:gaganbox:20211208201729j:image
f:id:gaganbox:20211208201801j:image
f:id:gaganbox:20211208201825j:image
f:id:gaganbox:20211208202006j:image
f:id:gaganbox:20211208202106j:imagef:id:gaganbox:20211208201852j:image

f:id:gaganbox:20211208201925j:image
f:id:gaganbox:20211208201747j:image

歩道橋から芝公園4丁目を見る

f:id:gaganbox:20211215210744j:plain

港区立芝公園

f:id:gaganbox:20211215210939j:plain

f:id:gaganbox:20211215211058j:plain

 

区立芝公園から見る愛宕フォレストタワー、虎ノ門ヒルズ、東京慈恵医科大学病院
f:id:gaganbox:20211208202140j:imagef:id:gaganbox:20211208202200j:image

 

慶應義塾大学芝共立キャンパス

f:id:gaganbox:20211215211518j:plain

都営三田線御成門駅

f:id:gaganbox:20211215211620j:plain

ほぼ芝公園全体を見て廻ったので、疲労困憊した。改札口から住友不動産御成門タワーへは黒を基調とするシックな外観になり、エスカレーターも新しくなっていた。ここから都営三田線に乗り、巣鴨でJRに乗換た頃は夕暮れが迫っていた。

 

#絶景紅葉 #芝公園 #もみじ谷紅葉

#東京タワーと紅葉

新橋の夜歩き

JR新橋駅から歩いて5分。第一京浜国道沿い東新橋2丁目に鎮座まします新橋の鎮守日比谷神社。主たる御際神は伊勢神宮外宮と同じで穀物を司る豊受大神

f:id:gaganbox:20211215122108j:plain

f:id:gaganbox:20211215122241j:plain



イタリア街(汐留シオサイト5区)

新橋駅から歩いて10分程の処にある。イタリアにある広場をイメージして造られた、汐留西公園を中心に広がる石畳の街並。右側の明るい建物は日本中央競馬会が運営する場外発売所ウィンズ汐留。確かにイタリアでも嘗ては競馬は盛んであった。

ホテル、レストラン、バル、カラフルな住宅街が建ち並び、東京でイタリア気分を体感するなら此処が良いらしい。撮影スポットにもなっているようだ。

f:id:gaganbox:20211215122419j:plain

f:id:gaganbox:20211215122544j:plain

f:id:gaganbox:20211215122704j:plain

f:id:gaganbox:20211215122823j:plain

f:id:gaganbox:20211215122925j:plain

夜の第一京浜国道(国道15号)

f:id:gaganbox:20211215201014j:plain

f:id:gaganbox:20211215201126j:plain

 

新橋のガード下

f:id:gaganbox:20211215221727j:image

路地裏の新橋はコロナ以前に戻ったような賑わいを見せている。居酒屋、ガールズバー、場末のクラブ等の客引きも多い。

f:id:gaganbox:20211215201302j:plain

新橋駅前

f:id:gaganbox:20211215201415j:plain

f:id:gaganbox:20211215201557j:plain

新橋ビル

f:id:gaganbox:20211215201739j:plain

駅前のイルミネーション

f:id:gaganbox:20211215201957j:plain

f:id:gaganbox:20211215202049j:plain

f:id:gaganbox:20211215202148j:plain

f:id:gaganbox:20211215202244j:plain

新橋駅日比谷口

f:id:gaganbox:20211215202344j:plain

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日比谷,丸の内のイルミネーション2021年

シャンシャン見物の後、上野から日比谷線に乗り日比谷駅で下車した。日比谷シャンテで食事を済ませてから丸の内仲通りを歩きイルミネーションを楽しんだ。

 

日比谷シャンテ
f:id:gaganbox:20211212194720j:image
f:id:gaganbox:20211212195444j:image
f:id:gaganbox:20211212195600j:image
〈ミッドタウン日比谷〉


f:id:gaganbox:20211223224248j:image

f:id:gaganbox:20211223224318j:image

f:id:gaganbox:20211223224350j:image

f:id:gaganbox:20211223224420j:image

f:id:gaganbox:20211212194602j:imagef:id:gaganbox:20211212195531j:image
f:id:gaganbox:20211212194629j:imagef:id:gaganbox:20211212195737j:image

〈ザ·ペニンシュラ東京のクリスマスツリー〉
f:id:gaganbox:20211213134808j:image
〈ツリーと仲通り〉
f:id:gaganbox:20211212213105j:image
f:id:gaganbox:20211212213156j:image

丸の内ブリックスクエア中庭〉
f:id:gaganbox:20211212213647j:imagef:id:gaganbox:20211212214251j:image

〈丸の内仲通り.今年はシャンパンゴールド〉f:id:gaganbox:20211212213446j:imagef:id:gaganbox:20211212213509j:image

〈丸ビルのハリー・ポッターツリー〉
f:id:gaganbox:20211213000011j:image
f:id:gaganbox:20211212235951j:image
f:id:gaganbox:20211212235930j:image

〈東京駅〉

f:id:gaganbox:20211212214051j:image

ここから山手線に乗り帰途に就く。

昼前にお茶とケーキを食べ、動物園を見て、五重塔を見て、日比谷で食事をして、イルミネーションを見て… 

何万日のなかのたった1日、

再び来ることのない今日と云う日はほゞ過ぎつつあった。

こうして毎日が繰り返されて行く。たが繰り返す意味は私には到底見つからない。

私に有るのは最早是等のイルミネーションのなかに埋もれて同化し、光の消滅と共に消えてしまいたいという望みだけのようだ。

 

 

旧古河庭園紅葉2021

飛鳥山公園を下りて本郷通り駒込方面に向かうと薔薇園で名高い庭園に到る。

電車の場合は京浜東北線上中里駅南北線西ケ原駅が近い。山手線の駒込駅からは10分以上かかる。

 

庭園高台にある洋館は陸奥宗光邸跡地に古河財閥3代目当主、古河虎之介かジョサイア·コンドルに設計依頼し、1917年建造された。

1階が賓客を接待する西洋式、2階が居住する空間の和風造りの建物であった。

終戦GHQに接収され、古河財閥も解体された。戦後暫くしてから、ニューオータニの創業者大谷米次郎が大谷美術館として修復工事を行い、一般公開して現在に至っている。

〈庭園正門〉
f:id:gaganbox:20211205163432j:image

入園料は安いが、石造りの洋館(大谷美術館)に入るのには400円の入館料を払わなければならない。更にケーキセットを注文すると高級ホテル並みの1300円を徴収される。格別味が良い訳でもなく、締めて1700円とほゞぼったくりか!?


館内の豪華な食堂席もあるが暖かい日だったのでテラス席で1時間程ゆっくりと寛いだ。
f:id:gaganbox:20211205163528j:image

高台に洋館、斜面には主に薔薇の花、低地に日本庭園を配した瀟洒な公園である。3度程来園しているが紅葉の季節の来園は今回が初めてとなる。

 

〈洋館と紅葉〉

f:id:gaganbox:20211206212202j:imagef:id:gaganbox:20211206212230j:imagef:id:gaganbox:20211206212300j:imagef:id:gaganbox:20211206212330j:image
f:id:gaganbox:20211208214156j:image

〈洋館と薔薇〉

ホワイトローズと紅葉と洋館
f:id:gaganbox:20211206212505j:image

洋館と薔薇。バラの名は「熱情」
f:id:gaganbox:20211206212539j:image

洋館と薔薇。バラの名は「カクテル」
f:id:gaganbox:20211206212714j:image
f:id:gaganbox:20211208213834j:image
f:id:gaganbox:20211208213907j:image

〈日本庭園〉

展望台
f:id:gaganbox:20211208203132j:imagef:id:gaganbox:20211208203920j:image

展望台から見る庭園
f:id:gaganbox:20211205163723j:imagef:id:gaganbox:20211208203314j:image
庭園から見る展望台f:id:gaganbox:20211208203629j:imagef:id:gaganbox:20211208205240j:image

庭園内
f:id:gaganbox:20211205163909j:imagef:id:gaganbox:20211205164018j:image
f:id:gaganbox:20211209143022j:image
f:id:gaganbox:20211209142729j:image
f:id:gaganbox:20211209142656j:image
f:id:gaganbox:20211209142410j:image

心字池
f:id:gaganbox:20211209143116j:image
f:id:gaganbox:20211205165635j:image


f:id:gaganbox:20211209150412j:image

渓谷に映る紅葉
f:id:gaganbox:20211205165717j:image

大滝附近の紅葉

f:id:gaganbox:20211208181931j:image


f:id:gaganbox:20211209142513j:image
f:id:gaganbox:20211208214522j:image

茶室

f:id:gaganbox:20211208182601j:image
f:id:gaganbox:20211208182639j:image

この季節は薔薇と紅葉が楽しめる。

洋と和が融和した美しい庭園で、東京都が文化財に指定している9庭園の1つになっている。

 

 

#旧古河庭園#洋館と紅葉#庭園と紅葉

#洋館と薔薇#洋館テラスケーキセット

#心字池と紅葉

代々木公園の紅葉2021

空は晴れ渡っていたが、昨日、飛鳥山公園旧古河庭園を歩いたので、その疲れが残っていたし、冷たい風も吹いていたので代々木まで行くのを躊躇っていた。

が結局千代田線に乗ったまま、乗換駅の西日暮里駅を通り過ぎ、代々木公園駅まで来てしまった。紅葉の時期は短い。ピークの時を逃さずあちこちを見て歩くのは容易な事ではない。しかも晴れの日限定となると尚更だ。

 

〈公園駅前の井の頭通り〉

公園駅からは西門が近いが、ケヤキ並木を通りたかったので、井の頭通りを左に曲がりNHKのある神南、区役所のある宇田川町間を進み区役所前交差点を左に曲がりケヤキ並木に入った。

<公園駅から見た代々木公園外観>
f:id:gaganbox:20211128233449j:image

〈区役所がある通り。ビルは知る人ぞ知るアムウェイ
f:id:gaganbox:20211129140519j:image

〈JR原宿駅附近〉

f:id:gaganbox:20211128233510j:image

ケヤキ並木〉
f:id:gaganbox:20211129230726j:image
丹下健三設計の国立代々木競技場〉
f:id:gaganbox:20211129230219j:image

公園に入るとバラの園がある。右に曲がり直進すると噴水池のある中央広場に出る。

曲がった瞬間気付いたのは、夥しいカラスの群れだった。木々の至る所に止り、或いは凄まじい雄叫びをあげて空中を旋回し、雲ひとつない青空に不気味な黒い斑点を描いていた。

血気盛んな数羽は恰も人を威嚇するかのような猛スピードで顔すれすれに低空飛行する芸当をやってのける。

アルフレッド・ヒチコック監督のサスペンス映画「鳥」を想起させた。

現に目の前で子供たちが「怖い!怖い!」と言って逃げ惑っていた。上野公園にもカラスは居るが代々木のカラスの数はそれを遥かに圧倒する。

もはや代々木の原はカラスの占領域であるかのようだ。

 

<噴水広場の紅葉>
f:id:gaganbox:20211129230755j:image
f:id:gaganbox:20211129230812j:image
f:id:gaganbox:20211129230827j:image
<バラの園附近の風景>
f:id:gaganbox:20211129230937j:image
f:id:gaganbox:20211129230950j:image

代々木公園は終戦前、代々木の原と呼ばれ大日本帝国陸軍の練兵場だった。

終戦後は連合国軍占領下に於かれGHQの管理する処となった。米軍の兵舎設営及びそれに伴う827戸の住宅が建設され、米軍とその家族等が居住する代々木の原はワシントンハイツと呼ばれ、学校、教会、劇場、マーケット等も併設されアメリカ流の生活様式が整備されていった。

1952年(S27)ワシントン講和条約が締結され、GHQによる日本占領は終了したが、同時に発効された日米安全保障条約により米軍駐留は、その後も10年以上続く。日米地位協定によりワシントンハイツは治外法権域であり、原則として日本人の立入は許されなかったが子供達は比較的自由に入ることが出来、当時のアメリカ流の洗練された生活様式に触れ、次第に感化されていった。

 

1964年(S39)東京オリンピック招致の決定に合せワシントンハイツは日本に返還され、

ワシントンハイツの一部は各国選手の宿泊施設として利用された。上の写真はその宿泊施設の一戸でありオランダの選手が利用した。上塗りなどはされたがほゞ当時の姿で記念として残されている。

代々木公園として開園されたのは1967年(S42)だった。嘗てGHQの占領下にあった代々木の原は現在カラスの占領下にあるかのようだ。都立公園で5番目の広さを誇るこの公園は複合型公園として再整備され2024年オープン予定となっている。

 

その再整備された公園を見ることはないと思うが…

果たしてカラスは何処へ行くのか?

埒も無いことを考えながら神宮橋を経て新しく出来たJR原宿駅の改札を通った。

 

〈神宮橋〉
f:id:gaganbox:20211129230445j:image

〈新しくなった原宿駅
f:id:gaganbox:20211129141230j:imagef:id:gaganbox:20211129141253j:image

〈JR原宿駅前の複合ビル〉
f:id:gaganbox:20211129141407j:image

 

2021,秋,レッサー·ユリィ!三菱一号美術館!イスラエル博物館!

秋晴のもと、日比谷から丸ノ内仲通りを歩き、三菱一号美術館へ向かった。今年の8月に「曜変天目」を見にきて以来3ヶ月振りの訪館となる。

今回の目的はドイツの画家レッサー·ユリィ(1861~1931年)の4作品を観ることだった。中でも「夜のポツダム広場」と云う作品に人気が集まっており、ポストカードが売切れるという前代未聞の出来事が起きているらしい。展示もユリィシフトしたというから余程の人気のようだ。

 

なのでまず、展示品売場へ向かい、ポストカードの在庫を確認した。受付でネームプレートを貰えば無料で売場へ行ける。幸い枚数は少なかったもののカードは確保できた。レッサー·ユリィのものは今回4作品が展示されているが、販売されているポストカードは2種のみだという。これ等を購入してから入館した。

イスラエル博物館の展示品が日本で公開されるのは稀であり、69点中59点が初来日となる。

1.水と風景の反映

2.自然と人のいる風景

3.都市の情景

4.人物と静物

のテーマに別れて展示されている。

そのうち2のテーマに館内写真撮影可能な作品がある。


f:id:gaganbox:20211107132021j:image

f:id:gaganbox:20211107132036j:image

〈美術館内から中庭を見る〉
f:id:gaganbox:20211107132200j:imagef:id:gaganbox:20211107132229j:image

 

以下は写真撮影出来る「自然と人のいる風景」の区劃に展示されているものの1部で、その場で写した。

〈レッサー·ユリィの風景〉
f:id:gaganbox:20211107132101j:image
左の白い水面と対称的な右の建物の照明が映し出す光の帯が印象的。近くで観るとその緻密な筆遣いに驚かされる。

〈モネの睡蓮の池〉

f:id:gaganbox:20211109114102j:image

数々の展示会でモネの絵を観てきたが、初めていいなっ!と思うモネの絵に出合った。

同じ構図の夕暮れの絵があったが、それも素晴らしい。但し夕暮れの方は日本の美術館が所蔵しているものらしく、撮影不可の部分に展示されており、残念ながらポストカードも販売されていなかった。

ゴッホの麦畑とポピー〉
f:id:gaganbox:20211106095327j:image
ゴッホプロヴァンスの収穫期〉
f:id:gaganbox:20211106095316j:image

何れも1888年ゴッホの晩年の作品。

彼は2年後の1890年不可解な死を遂げる。

東京都美術館でも、ゴッホ展が開催されているが此方の作品の方が魅力的だ。

館内写真撮影可能。

 


最も注目されているのは
〈夜のポツダム広場〉
f:id:gaganbox:20211107090442j:image
一瞬ゴッホのアルルの夜景、暗い夜空と川面に映る輝くガス灯と寄り添う恋人たちを描いた、堪らない程のロマンチックな傑作、

ローヌ川の星月夜」を想起させた。

 

この絵はベルリンにある1920年代のポツダム広場の雨の情景を描いたもの。ポツダムブランデンブルグの州都で広場の名はそれに因む。各街道の交差点で経済の中心地の一つでもあり、またナイトライフに賑わう地域でもあった。

傘をさす黒いコートを着た人々、娯楽施設ハウス·ファーターランドの灯火、ビルの照明が投影された雨に濡れた舗道の黄色い光の帯。浪漫溢れる作品に心奪われる。

 

〈赤い絨毯〉
f:id:gaganbox:20211107090457j:image
窓辺で縫物をする女性。画家の遠い日の想い出なのか? 儚く、懐かしく、切なげな後ろ姿が心を揺さぶる。

何れもレッサー·ユリィの作品。館内撮影は不可でなので購入したポストカードを写した。


魅力的な作品の多い美術展だった。

 

 

絶品!フィナンシェ٠ブロンドキャラメル!

此処のところ天候が良いのと感染者が激減していることもあって、気紛れに恩賜公園辺りを彷徨(うろつ)いた。昼食はモダンバレエの先生がやっている桜木の定食屋に入ろうと思っていたところ、あいにく定休日だった。

そこで根津の蕎麦屋にでも行くかと言問通りを下ったが其処も休みだった。

どうしようかと考えていたところ、先週「ざわつく何とか」というTVで放映していたフィナンシェの店が突然頭に浮かんできた。

と云う訳で千代田線で日比谷まで行った。

その店に着いたのは午後1時頃だったが、目的のフィナンシェは全て売り切れていた。

仕方がないのでその日は他の菓子を買い、レクサスの喫茶室で軽食をし、日比谷公園をぶらぶらして帰った。

 

〈紅葉はまだまだのようだ〉
f:id:gaganbox:20211106093516j:image
f:id:gaganbox:20211106093537j:image

〈デリーモ日比谷店。ミッドタウン日比谷地下1階売場〉
f:id:gaganbox:20211105181507j:image

〈フィナンシェブロンドキャラメル〉
f:id:gaganbox:20211105181526j:image

無い物を欲しがるのは抗い難い人間の卑しい本性であるので、その本性に従い3日後に再びその店を訪れた。

その店の名はデリーモと云い、ミッドタウン日比谷地下1階にある。フィナンシェ名は「フィナンシェブロンドキャラメル」と云う。生地は豊かな香りのショコラを使用しており、中にとろっとした塩キャラメルが入っている。なかなか洒落た味である。1日千個位売れるそうだが、全て手作りだということなので、午後1時頃には無くなってしまうのは頷ける。

今回は開店時間の11時に間に合うように家を出た。丁度開店5分前に着いたのだが、既に20人程の行列が出来ていた。上記写真の左わきに行列がある。密を避けるため店内には

4人しか入れない、おまけに3人程の販売員が包装やらリボン掛けまでこなしているので買うまでに時間がかかる。それでも待って買う価値は十分ある、パティシエの腕が冴える絶品フィナンシェと云える。

店内には喫茶スペースもあり、デザートは勿論ランチも提共される。

丸の内のエシレやノア·ドゥ·ブールのフィナンシェのどれかと云われても答えは難しい。

その時々の食べたいものを選び食べ較べてみるのが良いだろう。

ともあれ3種とも美味であることに間違いない。