都内の紅葉狩は見処も多く、大抵はライトアップも伴って行われる。ホテルの庭園、各公園、それ等と近代建築との対比も結構楽しめるものだ。
紅葉と云えば秋を想定するが、都内の紅葉は12月初旬から中旬までの初冬に最も美しい彩りを呈する。小春日和の麗かな陽ざしに照り映える紅葉や銀杏の美しさは何度見ても感動する。
明治初期には陸軍練兵場であった処を整備し1903年(明治36年)、日本初の洋式庭園
日比谷公園として開園させた。
鶴の噴水がある雲形池周囲やつつじ山の紅葉、松本楼附近の銀杏が美しい。
雲形池の鶴の噴水は東京美術学校(現東京藝大)津田信夫、岡崎雪声の両氏により
制作された。
雲形池、つつじ山周囲の紅葉
松本楼周辺
昼時は常に行列ができる老舗の
西洋料理店松本楼
曇一つない初冬の日比谷の空
左がミッドタウン日比谷、右が帝国ホテル