ランゲルハンス島。膵液という大海原
に約100万個点在する。直径は
100~300μm。世界一小さな島。
ドイツの医学生ランゲルハンスが発見
したことからこの名がある。しかし、
その機能が発見されるのは50年以上
大学の学生ベストと外科医
バンディングにより
そのホルモンは確認された。
"真夏のトロントの奇跡"
インスリンの発見である。
ランゲルハンス島は
以下に述べるホルモンを血管内に分泌
するので内分泌系と呼ばれる。
膵臓全体の占有率は10%以下である。
①α細胞
ランゲルハンス島の約15~20%を占める
グルカゴンを分泌し血糖を上昇させる
②β細胞
ランゲルハンス島の約75~80%を占める
インスリンを分泌し血糖を低下させる
③δ細胞
ランゲルハンス島の約5%
ソマトスタチンを分泌し、グルカゴン
及びインスリンを含めたランゲル
ハンス島全体のホルモン分泌を
調整する
以上この島の働きを簡単に
述べた。